会話のスキルは、人間関係においてかなり重要です。
会話のスキルがあれば、どこに行ってもすぐに友達が作れます。
どこに行っても、恋人候補を見つけることもできます。
どんどんと人間関係を構築して、人生を豊かにすることができます。
それくらい、会話スキルというのは人間関係に大きな影響を与えるものです。
また、会話というのは、人が自分という人間伝える手段でもあります。
なので、会話に対して苦手意識を持っていると、相手に対して自分という人間が伝わらずに、仲良くなれなかったり、誤解されてしまったりします。
会話が苦手なままだと、これから先長い人生において、新しい出会いを生かすことができなかったり、素敵な人に巡りあったとしても、恋愛関係につなげることができなかったりするかもしれません。
しかし、会話スキルというのは一度身に付けてしまえば、今後ずっと活かすことのできる、とてもコスパの良い、学ぶ価値のあるスキルです。
出会ってすぐに相手の心を開くことができ、いきなり深い話に入っていくこともできます。
人と会話することが本当に楽しいものになります。
さて、会話が上手いのか、下手なのかって何で決まると思いますか。
実は、会話が下手だと思っている人でも、これから紹介するスキルを知ることで、会話に対する苦手意識がなくなります。
相手から見ても別人のように感じてしまうほど、会話が上手くなります。
これは、裏技的なものではなく、あるマインドを持って会話をするだけなので、誰でもできます。
知っているか、知らないか、ただそれだけです。
私も、昔は会話がとても苦手で色々な本を読んだりセミナーに参加したりしました。
これから紹介する会話スキルは、私の会話スキルを向上させる上で、一番効果があった方法です。
ぜひ、会話がうまくできない、会話に対して苦手意識を持っている。
という人はこの記事を読んで、「魅力を伝える会話スキル」を身に付けて欲しいと思います。
会話で意識すべき重要なポイントとは
世間一般で会話スキルについて語られる際は、「何を話すのか」ということにフォーカスされていることが多いです。
初対面の人と何を話せばいいのか、何について会話をすればいいのか等、会話の内容について言及されていることがほとんどです。
例えば、「相手に共感しながら話すことが大事ですよ!」とか、「相手を褒めることで仲良くなれますよ」とか、こういう感じの内容がほとんどです。
確かに共感すること・相手を褒めることは、相手と距離を縮める上で、かなり有効な会話スキルです。
ただ、会話に対して悩みを持っている人は感じていると思いますが、「共感する・褒める」といったような「会話に内容」にフォーカスするだけでは、会話はうまくいきません。
これが、世間で会話テクニックがたくさん紹介されているにも関わらず、会話で悩む人が絶えない理由です。
それでは、会話を上達させる上で重要なポイントは何なのか。
それは「どう話すのか」を意識しながら会話することです。
「何を話すのか」ではなく、「どう話すのか」が会話においてとても重要になります。
以下で、深堀りしていきたいと思います。
会話が上手くなるためには「どう話すのか」を意識する
「どう話すのか」というのは、大きく分けて2つの要素から構成されています。
2つの要素とは、
- 状態
- ボディランゲージ
です。
それぞれについて、詳しく解説していきます。
会話における「状態」とは
会話における「状態」とは、自分が相手と会話するときに、「どういう気持ちで話しているか」ということです。
例えば、自分が好きな人と会話するときって、かなり緊張しながら相手と話していると思います。
ぜんぜんうまく言葉が出てこないし、目もまともに合わせられないし、自信をもって相手と話すことができない。
こういう悪い状態で相手と話しても、あなたの魅力は相手には伝わりません。
どれだけあなたが相手に共感しながら会話しようが、どれだけ面白い話をしていようが、悪い状態、緊張している状態でいくら会話をしても、相手にあなたの魅力は伝わらないんです。
つまり、会話で魅力を伝えるためには、「会話の内容」っていうのは優先順位でいうと二の次なんです。
私たちが会話をして相手に魅力を伝えるためには、いかにして自分の状態を「良い状態」に保って、相手と会話をするのかが大切になります。
あなたが、昨日誰かと会話した場面を思い浮かべて欲しいんですが、おそらく印象に残っているのは、細かな会話の内容ではなくて、
「なんかあの人は明るい感じだったな」とか「なんか言葉にはできないけど楽しい時間だったな」とか
そういう”あいまいな印象”だと思います。
つまり、私たちは会話においては、「何を話したのか」よりも「どういう時間を一緒に過ごしたのか」ということに無意識的にフォーカスしているんです。
そして、会話の印象に大きく関わるのが、「何を話したか」じゃなくて「どう話したか」なんです。
それでは、会話において魅力を伝えるためには、どういう状態で相手と話すのがいいのか気になりますよね。
これは、私の学習と経験からの意見になりますが、
会話において一番あなたの魅力を伝えられる状態というのは、「明るすぎず、暗すぎない、ニュートラルな状態」です。
「少しポジティブ寄りのニュートラルな状態」が会話において自分の魅力を最大限に伝えることができます。
明るすぎたら、相手は「ちょっとうざいな」と思ってしまいますし、暗すぎると、相手は「もうこの人と話していたくないな」と思ってしまいます。
少しポジティブな、中間くらいの状態で会話することがベストです。
相手が「この人と話すのは楽しいな」と感じるくらいの、少し明るいポジティブな印象を与えるくらいの状態がいいです。
結局、会話において重要なのは、「お互いに楽しいと思えるか」なんです。
話した内容ではなくて、「なんとなく、この人との会話は楽しかったな」という印象を相手に与えることができれば、その会話は大成功です。
相手はあなたと共有した楽しい時間を通して、無意識的にあなたのことを魅力的だと感じるんです。
ですが、自分の状態をうまくコントロールして、いい状態で会話するというのは、案外むずかしいものです。
好きな人の前だと緊張してしまうし、苦手な人との会話ではすこし萎縮してしまったり、嫌な事があったらイライラした気持ちにもなります。
そういう時に大切な考え方としては、「自分にコントロールできないものは全て手放す」というマインドです。
例えば、好きな人と話すときは、「自分のことをよく思ってもらいたい」とか、「会話で自分のことをを好きにさせたい」とか、そう思うから緊張するんです。ぎこちなくなるんです。
でも、相手の気持ちを直接コントロールすることはできません。不可能です。
だったら、自分がやることは「少しポジティブでニュートラルな状態」で話すことだけです。
その状態で会話をして、相手と楽しい時間を過ごすことで、「相手の方から自然にこちらを魅力的だと思ってもらうしかない」んです。
苦手な人と話すときも同様です。
嫌われないようにしよう、少しでもいい印象を与えようと思うから、萎縮してしまうんです。
でも相手の心を直接コントロールすることはできません。
なので、こちらは相手のことは気にせず、ニュートラルな状態で話すことが一番の解になります。
案外、そういう芯の通っている状態の方が、媚びながら話すよりも好いてもらえるものです。
このように、自分に変えられないことは考えない、自分ができることにフォーカスするというマインドで会話することが非常に重要になります。
会話における「ボディランゲージ」の重要性
2つ目の会話スキルは、ボディランゲージです。
ボディランゲージも会話において非常に重要な役割を担っています。
例えば、あなたが相手と会話をしていて、話の内容はとても面白いのに、相手が一切目を合わせてくれなかったら、どう感じますか。
相手との壁を感じますよね、心の距離を感じますよね。
他にも、相手がずっと腕組みをしていたらどう感じますか。のけ反りながら、顎を上げて話を聞いていたら、あなたはどういう風に感じますか。
なんか、むかつきますよね。笑
つまり、会話において「どういう目線で・どういう姿勢で・どういう表情で」相手と会話をするのかというのは、相手にどういう印象を与えるのかにダイレクトに関わるということです。
先ほども書きましたが、会話においては、相手と楽しい時間を過ごして、魅力を伝えることが一番大切です。
楽しい会話を作り出すためには、ボディランゲージにもきちんと目を向けなくてはなりません。
自分はが相手と話すときに、どういう「態度・姿勢・表情・言葉遣い」で話しているのかというのは、ほとんどの人が意識していない部分だと思います。
でも、会話で自分の魅力を伝えるためには、「態度・姿勢・表情・言葉遣い」どれも重要な要素になります。
そうは言っても、正直どういうボディランゲージが魅力的なのかって分からないですよね。
そこで、どういうボディランゲージが魅力的なのかを学ぶのにおすすめの方法があります。
それは、プロを見て学ぶことです。俳優、女優など、演技のプロのボディランゲージを観察して学ぶことです。
俳優、女優は、プロであるがゆえに様々なボディランゲージを身に付けています。
ボディランゲージが印象に大きな影響を与えることを熟知しているがゆえに、それぞれの役割に応じたボディランゲージで役柄を表現しています。
なので、自分が魅力的だと思う俳優、女優を観察してみて下さい。
素敵だなと思う役柄のボディランゲージととことん観察してみて下さい。
今まで気づかなかったような、色々は発見があるはずです。
そして、観察したら、それを会話で実践してみて下さい。
はじめはぎこちないかもしれませんが、やがてそれは定着して、あなた自身のものになります。
そして、あなたはどんどん魅力的な人間になっていきます。
ボディランゲージが変わるだけでも、会話にかなり大きな影響を与えることができますので、ぜひ試してみて下さい!
まとめ
私たちはコミュニケーションにおいては、会話かボディランゲージでしか自分の魅力を伝えることできません。
実践を通して会話とボディランゲージを磨いていくことで、自分の魅力を相手に伝えることができるし、自分の魅力以上に、相手に魅力的だと思ってもらうことも可能になります。
人と人間関係を構築することが苦手だと感じている人は、まずは会話とボディランゲージを磨いていく。
そして、状態についてもきちんと良い状態を維持して会話をする。
これが、あなたが会話で相手に魅力を最大限に伝えることができる方法です。
それでは、この記事の内容をまとめます。
- 会話で重要なのは「何を話すのか」ではなく「どう話すのか」
- ニュートラルよりも少しポジティブな状態で相手と話すと、相手に魅力が伝わる
- ボディランゲージの重要性を意識し、まずは魅力的な人のマネをしてみる
私は、元々会話が苦手で奥手な人間でしたが、この記事の内容を意識することで、会話するときの相手の反応が明らかに変わりました。
初対面の人でもすぐに仲良くなることができるようになったし、異性との恋愛もうまくいくようになりました。
仕事をする上でも、かなり円滑にコミュニケーションが取れるようになりました。
正直、この会話スキルは、意識するだけでもかなりの効果があります。
実践しながら会話スキルを磨いていったら、今までの悩みはかなりの確率で解消できると思います。
ぜひ、今現在人間関係で悩んでいる人は、明日からこの会話スキルを実践していただけたらと思います。
最後に、私の人間関係・恋愛がうまくいく様になった上で「大きなきっかけ」を与えてくれた本を紹介したいと思います。
私の人生を変えた一冊です。
それでは、本日も記事を読んでいただき、ありがとうございました。