前回記事の続きになります。
「自己評価が高い」人は人間関係が全て上手くいくという事実【無愛想になれ】
前回記事では、自己評価が低い人は「愛想の良い人」であることが多いと解説しました。
「愛想の良い人」とは、人から嫌われるのが怖いという気持ちが根底にあり、その怖さから他人に嫌われないように愛想良く生きていて、それゆえに悩んでいることが多いと説明しました。
そういう自己評価が低い人が、自分の自己評価を高める方法、それは無愛想で「在る」こと。
無愛想とは、表情とか態度の話ではなく、
自分がやりたいように、自分の感情にしたがって生きる
それが、無愛想で「在る」ということ。
自分に自信が持てない、他人に嫌われるのが怖いという人は、無愛想で「在る」ための「やり方」を学んでいくと人生が変わります。
というのが前回記事の要約です。
それでは、本記事では無愛想で「在る」ための、「やり方」について解説していきます。
求めれば求めるほど上手くいかないという皮肉
世の中には、「どうすれば好かれるのか?」「どうすれば愛してもらえるのか?」「どうすれば良い人だと思ってもらえるのか?」という情報があらゆるところに存在しています。
悩んでいる人の多くはこれらの情報を欲しがり、「なんとか自分を変えたい」「自分を変えることで人から好かれる方法が知りたい」と考えています。
なぜなら、自分は普通にしていたら好かれない人間だと考えているから。
「好かれるための”鎧”」を手に入れることで、自分は人から認められる人間になると思っているから。
しかし、そういった情報を手に入れたところで、好かれもしなければ愛されもせず、悩み続けている人が大半です。
それはなぜなのかというと、自己認識が変わっていないから。
自分は普通にしていたら嫌われる、自分は変わらなければ人から好かれない人間だ、という自己認識のままだからです。
しかし、そういう情報を欲している人は、うまくいかないとさらに別の情報を探し求めては、またうまくいかないという負のスパイラルにはまっていき、どんどん自己認識が低下していきます。
鎧を与えてくれる情報を求めれば求めるほど、上手くいかなくなるという皮肉な現実がそこにはあります。
いくら自分の外側だけをキレイに見繕っても、自分の自己認識を変えなければ、自分を変えることはできません。
コンプレックスというのは、外の何かで埋まるものではなく、内の自己認識を変えることで埋まるものであるということです。
相手からどう扱われるか=自分が自分をどう扱うか
自己評価を高めるためには、「自分が自分を軽く扱う」ことをやめることです。
周りにいい人だと思ってもらうために、お人好しを演じる。
嫌われないように、愛想笑いをしながら媚を売る。
他人に認められたら、自分は価値があると感じることができる。
これらは、すべて自分を軽く扱う行動です。
自分が自分をどう扱うかというのは、相手が自分をどう扱うかの鏡みたいなものです。
自分を軽く扱っていたら、相手からも軽く扱われるし、
自分を大切に扱っていなかったら、相手からも大切にされません。
自分が自分を愛していなかったら、相手も自分を愛してくれません。
これからは、自分を軽く扱う行動を一切やめてみて下さい。
- 無理な愛想笑いをやめる
- お人好しをやめる
- 自分が自分を大切にする
- 周りに好かれようと努力をしない
- 気に入られなくても構わないという態度でいる
そうやって、これまで努力していたことをやめて、今までと逆のことを実践してください。
すると、不思議な事が起こります。
周りが自分を大切にしてくれるようになります。
周りが自分を尊重してくれるようになります。
異性が自分のことを愛してくれるようになります。
なぜなら、あなたが自分を大切に扱っているから。
結局、人間はいくら好かれようと努力したところで、周りをコントロールすることはできません。
コントロールできるのは、「自分がどうあるか」ということだけ。
自分の行動で、周りをコントロールしようというその在り方が、周りに変化を起こせない原因であるということにまずは気づくこと、それが大事です。
自分の在り方、自分が自分をどう扱うのかを変えることが、結果として周りに変化をもたらすことにつながります。
結論として、周りに大切に扱ってもらいたいと思うなら、自分が自分を大切に扱うということです。
無愛想で「在る」ための「やり方」とは
無愛想になると、人生に面白い変化が起きます。
周りからどんどん好かれはじめます。
今まで、気を遣うことに必死だったのに、無愛想になったとたんに周りから大切にされます。
その理由は、無愛想になることで、内面的感覚に変化が起こるから。
ぜひ、次に挙げる行動をしてみてください。
- 人から軽く扱われたら、不機嫌な気持ちをあらわにする
- 相手の機嫌をとるような行動はしない
- 相手の期待に応えようと努力しない
- 空気を読んで、周りに流されない
- 言いたいことは言う
- やりたいことは遠慮せずにやる
- 他人に否定されても、やる
- 媚びることをやめる、下手に出ない
- 嫌なことは嫌だと態度に示す
これらを実践すると、「自分は自分を大切にできる人間なんだ」「自分は普通にしていてもいいんだ」「自分は自分が思ったように生きていていいんだ」という内面的感覚に変化が起こります。
この感覚がかなり重要。
外側の現実の行動に変化を起こすことで、内面の自己認識にも変化が起こってくるんです。
自己認識が上がってくるんです。
なぜだか、だんだんと自分という存在に自信が持てるようになってくるんです。
自分は普通にしていてもいい人間なんだ、自分は普通にしていても価値があるんだ。
このようにだんだんと自己評価が高くなってくるんです。
先ほど、自己認識を変えない限り、いくら外側の鎧を身に付けても現実は変わらないと説明しました。
じゃあ自己認識を変えるためにはどうすればいいかというと、このように現実の行動を変えていくことです。
無愛想になるとは、そういうことです。
- 自信のある人ならこうするだろう
- 自分には価値があるとしたら、こういう行動をとるだろう
- 自分に魅力があるとしたら、こういう接し方をするだろう
このように、現実的行動を具体的に変化させることで、徐々に自己認識が変わっていきます。
自己評価が高くなっていきます、自分に価値を感じるようになっていきます。
そして、自己評価が高くなったあなたからは、自信と魅力が溢れだしてきます。
周りから、魅力的な人だと思われるようになります。
大事なことは、まずは内面を変化させること。
そして、内面の変化が、周りに変化をもたらすという流れを覚えておいてもらえればと思います。
まとめ
人間関係、恋愛は、どちらも自己評価が高い人がうまくいきます。
自己評価の高い人は、自信や余裕といった人間的魅力が溢れているからです。
自己評価の高い人は、みな例外なく無愛想に生きています。
自分の人生を、自分の思うままに生きています。
みなさんも、この記事を何度も読み直して、少しずつ行動を変えてみて下さい。
無愛想な行動をしてみて下さい。
確実に人生が変わります。
最後に、私の恋愛がうまくいく様になった上で「大きなきっかけ」を与えてくれた本を紹介したいと思います。
私の人生を変えた一冊です。
それでは、今回も記事を読んでいただき、ありがとうございました。